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国際化学オリンピック日本大会のメダル・賞状を製作


Source : PR TIMES

■メダルデザインのコンセプト「未来に広がる化学の渦」
国際化学オリンピックでは毎年、各国代表生徒4名が参加し、個人戦の実験と筆記試験で化学の知識を競い、成績優秀者に金銀銅メダルが贈られます。今年の日本大会において、メダルデザイン、パッケージ、賞状などの制作をプロダクトデザイン部が担当。「未来に広がる化学の渦」をコンセプトに、新しいアプローチでプロダクト開発をいたしました。縁起の良い吉祥柄を用いて日本らしさを感じさせながら、縁に向けて高くなった形状と動きのある面の配置により、ベンゼン環を思わせる6角形を中心にして渦が巻き起こるような躍動感を表現しました。

■木場開発工房でのデザインプロセス
プロダクトデザイン部のオフィスに併設された木場開発工房には、プロトタイプ製作が行える3Dプリンターや簡易撮影設備が揃い、品質保証部による品質実験も行われています。日本大会で採用された「未来に広がる化学の渦」を表現した吉祥柄レリーフは、3Dプリントをして細部の厚みなどレリーフの見え方をミリ単位で検証。メダルの丸い形状を際立たせるためのリボン金具の形状は、3Dプリントと紙工作によるプロトタイピングにより、これまでになかった新しい金具デザインが実現しました。

今回のデザインの成形は非常に難易度が高く、メダル製造専門の工場で金型製作を行い、通常のメダル加工ではプレス機による圧力をかけて1回で成形するところ、8回ものプレス加工を施し、繰り返し地金に写しこむことでデザインが刻まれています。0.1mmのズレも許されない高度な職人技術が詰まった仕上がりとなりました。また、リボンや賞状のデザインに至るまで、メダルデザインが際立つように一貫したコンセプトで展開。メダルケースはこれまで耐久性の観点からプラスチック素材が主流でしたが、持続可能社会を担う次世代にふさわしい素材として、紙素材のオリジナルケースを考案。取扱説明書の台紙を三つ折りにするだけで支えとして機能するミニマルなデザインにもなっています。博報堂プロダクツでは、メダルをはじめとした金属加工品だけでなく、繊維製品、樹脂を使用した成形品、グラスや陶器、紙製品、機械製品、木材加工品など多岐にわたるプロダクトデザインを手がけています。今後も、木場開発工房でのプロトタイピングを通じて、企業の課題解決に寄与してまいります。

 

■プロダクトデザイン部とは
機能的なプロダクトデザインから、時流を捉えたファッション性の高い表現まで幅広いアイテムの実績とスキルを持つプロダクトデザイナー集団。生活者発想によるユニークなアイディア、プロトタイピングによるプロダクトの魅力を最大限に引き出す技、ありそうでなかったアイディアを発見する発想力を武器にしています。

 

<参考情報>

 

■国際化学オリンピックとは
1968年に東欧3カ国が始めた高校生の学力試験から発展した高校生の化学の“真の実力”を競う国際大会。学術および化学・素材産業の次世代人材の育成により、「化学で未来を明るくする」ことを目的にして、毎年、世界70数カ国・地域から約300名の生徒が参加しています。2021年大会は日本で開催される2回目の国際大会となり、リモート形式での開催となりました。

国際化学オリンピック2021年日本大会 公式HP https://www.icho2021.org/jp/

 

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https://www.h-products.co.jp/topics/entry/2021/08/05/140000

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本件に関するお問合せ
株式会社博報堂プロダクツ 広報部 押本・内田
TEL:03-5144-7228
MAIL:hp.koho@hakuhodo.co.jp
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